Ciscoのスイッチ(Catalyst)で変更履歴を取得する方法

使っている人が意外に少ない様なので紹介.

  • 履歴ログ設定方法

sw#conf term
sw(config)#archive
sw(config-archive)#log config
sw(config-archive-log-cfg)#logging enable
sw(config-archive-log-cfg)#exit

  • 履歴ログの確認方法

sw#show archive log config all
idx sess user@line Logged command
1 1 unknown user@vty0 | logging enable
2 1 unknown user@vty0 | exit
3 1 unknown user@vty0 | exit

トラブルが起きた際にログを取得しているととても便利です.

サーバの初期不良が増えている・・・?!

最近,私の周りではサーバの初期不良が増えています.


特に多いのがサーバレール,マウントキット,ACアダプタ,ネジの破損など.
サーバ本体ではない部分です.たまに同じ機材を買ってもリーフレットが抜けている事も,,,


今日はNECのサーバレールのネジが折れました^^;;;今年2回目...
保守員さんが動くコストを考えたらもう少し良いネジでも良いいんじゃない?と思ってみたり,..
また明日保守にTELだ.

追記:
修理にiDCへ.修理自体は無事に終了したのですがラックの下を見たらゴキブリの死骸を発見.とても寒いiDC労働は過酷だな・・・と思いまました.

意外と使える64bit Linux.

数年前から64bitのLinuxを利用する機会が何件かあったので傾向とコツを...


1.メモリは20-40%増し
 64bitはメモリ食いです.メモリの使用量はとても増えます.
 CentOS-5.1の場合,標準インストールで起動するプログラムだけでみても
 32bitでは32MB程度だったのが64bitでは80MBのメモリを消費します.
 
 ApacheMySQLなどのソフトで確認した場合も比較的小規模なモデルケースで見ても
 40%近くメモリ使用量が増えます.これだけ増えると多数のプロセスを立ち上げるアプリ
 例えばApacheを動的共有オブジェクト (DSO) で導入しているとビックリします.
 
2.処理は64bitアプリなら早い
 CPUの速度向上はケースバイケースと思っていたほうが良いです.

 CPU処理能力は実感としては2倍とは行かないけど64bitアプリなら早いです.
 とはいえCPUを大量に使う処理でもない限り,あまり効果は感じられず.
 普通に使っているうちは20-40%増しな感じしかしないかもしれないです.


 64bitの方がディスクへの書き込みが早い気がしてddコマンドで簡単な
 実験をした所,ext3の場合は128Kbytes以上のファイル書き込みだと
 64bitの方が1割程度書き込み速度が速い様です.
 
3.64bit対応ではないソフトには注意
 64bitで利用の際には事前検証が重要です.
 OSSのソフトに限らず64bit非対応のアプリケーションだと早くないです.

 またOSSのソフトでは普通にconfigureをするとコンパイルに失敗する
 アプリケーションも多いです.コンパイラにパラメータを与えれば
 普通にコンパイルは通りますが利用してみると不具合を起こす
 アプリケーションもあります^^;;;


 また32bitアプリをどうしても使いたくなる事もあるので
 32bitのエミュレーションパッケージを入れておくと便利です.
 64bitで動かないものも,かなりの確立で動きます.


 ディストリビューションの提供しているパッケージ(RPMなど)は
 64bit検証がされているのが多いので結構使えます.


実際に64bitのLinuxを利用した感触ですが64bit対応アプリ(Javaや商用のモノ)を
使うのであれば全く問題ないと思えました.
Red Hat Enterprise Linux 3しかEAL3の認証を取れていなかったので処理能力を
 少しでも稼ぐのに64bit版をとクライアント様から指示のあった案件もありました.)


検証にかかる時間を考えるとOSSで安上がりに・・・という話であれば
まだ周りのソフトウェアが付いて来れて居ない感があるので
32bitの方が分がある気がします.


とはいえ...X86のCPUも64bit時代に突入しているので,
これからの64bitLinuxと周辺ソフトウェアの対応を大いに期待しております.

Flets光回線不安定

朝からFlets光り回線が不安定になる.NTTの故障対応の方に来てもらい調べて頂いたらロスオーバーらしい.何でも回線は着ているのだが光回線が途中経路で発散してしまい回線が不安定になった模様.熱で薄っすら焦げ付いていたONUも交換していただく.途中の接点交換などで作業時間は合計約2時間.直って良かった^^


*3/18追記
どうやら光の発散は回線の曲がり角度が大きすぎると起きるそうです.ビルの1Fから3Fまで縦で引いて曲げてフロアに伸ばして・・・とかで発生します.配電盤辺りを直す事が多いみたいです.

127.0.0.2を使ってみたら

LinuxWindowsでは 127.0.0.2 というアドレスも 127.0.0.1 と同じくループバックデバイスとして利用出来ます.(pingも帰ってきます)
そこでLinux + Apache2.0.x で 127.0.0.2 を使いバーチャルホストで運用を始めたらリダイレクト(302)の失敗が頻発(成功する場合もあり)しリダイレクトが使えたり使えなかったり.その後,127.0.0.2での運用をやめても不具合が直らず.Apacheを入れなおしても駄目(不可解?!)で,復旧優先で時間が無かったので結局OSからの入れ直す目にあいました.


RFC3330を見るとループバックアドレスは 127.0.0.0/8 が割り合てられてはいるのですが,
「通常ループバックに127.0.0.1/32だけを使うように実装」という記載があり.
127.0.0.1 だけループバックに使うのが無難なのかな...

ディスクの読み書き性能を測定する方法

新しいサーバの性能評価をする際にディスクI/O速度の確認は特に重要.
そこで測定方法を紹介.

  • ディスクの読込性能の測定

# hdparm -t /dev/sda1
/dev/sda1:
Timing buffered disk reads: 100 MB in 1.31 seconds = 76.31 MB/sec

  • ディスクの書込性能を測定する

# time dd if=/dev/zero of=/home/testfile bs=512k count=16384
16384+0 records in
16384+0 records out
8589934592 bytes (8.6 GB) copied, 130.788 seconds, 65.7 MB/s

real 2m11.008s
user 0m0.019s
sys 0m24.592s

最近のddコマンドは転送速度が65.7 MB/sみたいに出るのが多いのだが
出ない場合は下記で計算すれば大体の値が分かる.

作成するブロックサイズ(bs) * 作成回数(count) / timeのreal時間
512k * 16384 / 1024 / (2 * 60 + 11) = 62.5 MB/s

*割り算する数値はtimeで計ったrealの秒数のみがポイント

ローカライゼーションと好感度

Amazon.co.jpを見たら「ウィッシュリスト」が「欲しいものリスト」に変わっていた.ちょっとした事だけど日本への歩み寄りに好感が沸く.


私は楽天よりAmazonが好きだ.機能的で使いやすい.しかし周りの人を見ると男性はAmazon派,女性は楽天派が多い.同じ事はGoogleでも言えて男性はGoogle派が多いが女性は楽天派が多い.


この2つの違いは日本的な心遣いの差な気がする.多くのプロダクツでもそうだが男性よりも女性の方が見る目が厳しい.接客に対しても同様でToC向けのWebサイトにおいては「分かりやすい」事が非常に重要だと思う.


女性をターゲットにしたアパレル分野に進出したAmazon.その心遣いの変化は要注目な気がする.<<追記>>
褒めた直後に個人情報漏洩問題^^;;;
[密かな趣味が全公開--Amazonのウィッシュリスト、改め「ほしい物リスト」に注意?:CNET Japan Staff BLOG - CNET Japan


アメリカ人はBlogを実名で書く人が多い事からもデフォルトが公開の文化.
日本人はBlogを匿名で書く人が多い事からも分かるとおりデフォルトは匿名の文化.
この辺もローカライゼーションして欲しいな...困っちゃいますよ.